食品衛生法ポジティブリスト適合で安心。
耐熱100 ℃、低臭、混ぜて塗るだけ。
“初めての金継ぎ” が今日から叶います。

食器に使うからこそ、
安全な素材を選んでほしい

金継ぎは、漆の木の樹液を使って器を直す技法です。破損箇所へ金粉を施すことから、金継ぎと呼ばれています。
漆の木の樹液を本漆(ほんうるし)といいますが、最近では、本漆を使わないで直す『簡易金継ぎ』と呼ばれる方法が流行しています。
しかし、2025年6月1日から食品衛生法の基準が変わり、簡易金継ぎはポジティブリストに適合した材料だけで直すことが必須となりました。
これにより、簡易金継ぎで主流だった『合成うるし』という材料が使えなくなりました。
そこで、合成うるしに変わる物として私たちがおすすめしたいのが『金継ぎ用レジン塗料』です。
金継ぎ用レジン塗料の
おすすめポイント

2025 年6 月のポジティブリスト完全移行に対応。合成うるしに代わる “食器に安心して使える” 選択肢です。
硬化後は熱いスープやコーヒーも OK。
※熱い液体での使用は2 週間乾燥後から推奨。
テレピン油不使用。室内やレンタルスペースでもにおいがほとんど気にならず、作業に集中できます。
※筆を洗う際に有機溶剤を使用するため、その際にニオイはします。
金継ぎ用レジン塗料を
作った思いについて

本漆を使用して直すのが金継ぎですから、金継ぎ用レジン塗料を使った簡易金継ぎは、厳密に言えば金継ぎではありません。
ですが、安全ではない材料で簡易金継ぎをしている方は少なくありません。せめて、食品衛生法ポジティブリストに適合した材料で直してほしいということから、わかりやすいように “金継ぎ” という名前を使っています。
金継ぎ用レジン塗料を通して、
- 金継ぎのように “大切な器を直して使えるようにする” という考えを伝えたい
- 金継ぎ用レジン塗料を通して、本漆の金継ぎにも興味をもってほしい
という思いがあります。
器を直すことについては、ひとりひとりに考え方があると思います。「直したい」と思うことはとても大切で、その思いを実現するための選択肢が広がり、日本の “繕う” ということについて考えるきっかけになれば幸いです。
金継ぎ用レジン塗料
セット内容 & 価格

内容物
- 金継ぎ用レジン(主剤)30mL
- 金継ぎ用レジン(硬化剤)10mL
- 真鍮粉(金粉) 1 個
価格
1,430円(税込)
金継ぎ用レジンの
使い方ステップ
混ぜる
主剤と硬化剤を 3:1 で計量し、30 秒ほど撹拌。
金粉を加える
混合液に真鍮粉を 0.8 倍量加え、均一になるまで軽く混ぜる。
塗る
筆でヒビ・欠け部分に塗布。レジンが自然に面を整えます。
乾燥
常温で 48 時間放置。24 〜 48 時間後には触感ドライ、2 週間で熱利用も OK。