割れたマグカップの修理・再利用方法を紹介!金継ぎがおすすめ
割れたら捨ててしまう方も多いと思いますが、中には
- 大切な人からのプレゼント
- ご両親の形見
などで捨てられないという方も多いと思います。
そんな方のために、このページでは割れたマグカップの修理・再利用方法について紹介しています。
マグカップが割れる原因はコレ
落として割れてしまった方にはわかりきったことかもしれませんが、中には「なんで割れちゃったのかわからない…」という方もいると思います。
そこでまずは、マグカップが割れてしまう原因について紹介したいと思います。
食洗機

割れる原因で多いのが食洗機です。
「食器を洗うための機械なのに…」とショックを受ける方も多いかもしれませんね。
水圧でしっかり汚れを落としてくれるのは嬉しいですが、その水圧が割れや欠けをつくる原因になってしまいます。
全部手洗いするのは大変だと思いますので、大切なマグカップだけは手洗いすることをおすすめします。
熱

こちらもよくある、熱で割れてしまうパターンです。
という原因が多いですね。
熱は激しく割れてしまう可能性も高いので、マグカップを置く場所や熱湯を注ぐ時は注意しましょう。
ヒビなどの経年劣化

読んでいる人の中には、「食器棚に置いたらパカっと割れた」なんて経験がある方もいるのではないでしょうか?
気付かないうちにヒビが入っていることも多くあり、突然マグカップの取手が割れ落ちたりします。
経年劣化でポロっと取れた拍子に、落として粉々にしてしまう…なんてこともありますので、ヒビが見えてきたら使わずに修理した方がいいでしょう。
身代わりになってくれた?

これは眉唾な話かもしれませんが、昔は器を自分の分身だと考えている人もいました。
長く使っていると愛着が沸いてくるものですが、その想いが器にも宿るようです。
そんな器が自身を身代わりにして、持ち主を危険から守るために割れるという説があります。
信じるか信じないかは自分次第だと思いますが、素敵な話かなと思いましたので紹介させていただきました。
割れたマグカップの修理・再利用方法
金継ぎして直す
一番おすすめしたいのが、金継ぎしてマグカップを直す方法です。
「金継ぎはハードルが高そう…」と思われるかもしれませんが、上の写真は当社が運営している金継ぎ教室で初参加の方が直されたマグカップです。
マグカップは取手がよく割れてしまいますが、取手でももちろん修理可能です。
さらに、たとえパーツが無くなってしまったとしても修理することができます。
下の写真は、マグカップの取手の無くなってしまった部分に天然石を入れて修理したものです。
最近では、金継ぎは本の付録になるまで身近なものになっています。
割れたマグカップがある方は、ぜひ金継ぎで修理してみてください。
当社では東京都内で初心者向けの金継ぎ教室を開催しておりますので、そちらもよろしければご活用くださいませ。
また、郵送での修理も受け付けておりますので、教室が遠い方などはコチラもご利用ください。